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12月23日。
朝起きると歩くのがやっとでした。
トイレへ行くのにも、倒れながら。

それが突然歩き出し、寒いから閉めていた廊下の扉を「開けて」と要求。
北側の部屋へ行って、いろいろな物の匂いを嗅ぎながら部屋をゆっくり歩いていました。

もう一つの北側の部屋にも行って、ゆっくりいろいろな物の匂いを嗅いでいました。
「寒いからリビングへ行こうよ」そう言う私の顔をジーッと見上げていました。
そこは、いつも夏になるとヘソ点で寝ていた場所。

それからどこに行くのかと思ったら、玄関の大理石にお座りしていました。

ラヴィパパがお風呂掃除を始めると、今度は、洗面所からジーッとお風呂場を覗いていました。
シャワーがかかるので扉を閉めたかったけれど、あまりにジーッと眺めていたので、閉めるに閉められなかったとラヴィパパも言っていました。

タライのお風呂に入ったこと。散歩から帰って脚を洗ったこと。
思い出していたのかな。

寒いのでここの所北側の部屋へは行くことがなかったのに、急にどうしたのだろうとその時は思いました。

その晩。
もう12時を回っていたので12月24日。
カサカサ音がするので見ると、ラヴィがよろけながら私の布団の方へ歩いてきました。
支えてあげると、私の枕元に倒れ込んできました。

元気な頃も今までも、布団の上で寝ることはあっても並んで寝ることはなかったのに。
一緒の枕で寝ました。
「いつまでもずっとラヴィと過ごせますように」と祈りながら。
一緒に朝まで寝ました。

この日の朝は、薬を飲むのもやっとでした。

午後になって頼んでおいた処方食が届きました。
食べやすいようにペースト状になったもので、メインはターキー。
お皿に乗せて、見せると一気に食べました。
お皿もペロペロ舐めて。
久しぶりに見た姿。0(>▽<)0
こんなことなら早く頼めば良かった。
でも、この日食べられたのはこの時だけ。
何度も見せて、舐めさせてあげても全く食べられませんでした。

夜10時頃。水を飲む力もなくなっていました。
やっとの思いで飲んだ水。
なのに30分位したら吐いていました。
体調を崩してから始めて吐きました。
でもターキーは出なかった。良かったね。
お腹いっぱいでお空に行けたんだよね。

その夜中。12月25日。
ヨロヨロよろけながら、ラヴィが我が家に来た時一緒に来たハウスの方へ歩いていきました。
子犬の頃過ごした場所。そして留守番はいつもココで。
支えながらラヴィのしたいようにしてあげると、ハウスの中をゆっくり回っていました。
それからトイレの中を1週して。トイレがしたいのかと思ったら、そうではなく。それから和室を回って。
もう体はフラフラ。支えていてもよろけてしまう。でも自分の脚で歩きたい、そうゆう感じでした。

その脚で今度はラヴィパパの布団の上へ登りました。
私にお尻を向けて、シッポをプリプリッて振ってくれました。
シッポを振る元気はあるんだなと少し安心し、私は自分の布団へ戻りました。
これがラヴィが見せてくれた最後のシッポフリフリ。

明け方4時半、ラヴィの荒い息遣いで目が覚めました。
ラヴィパパの布団の上へ登った後は、ラヴィパパの枕元に来て、枕にアゴを乗せてきたそうです。
一緒に寝たそうです。
ラヴィパパもこの事が忘れられないと言います。

イブは私と。クリスマスはパパと。
ちゃんとラヴィなりのお別れをしてくれたのですね。
そして、いろいろ回っていたのは、住み慣れた我が家へのお別れをしていたのかも。

息が荒く発作が起こりそうな予感。
ラヴィを真中にして川の字でいました。
私は片方の手を握りしめ。
いつもなら前脚を握ると嫌がるけれど全く嫌がりませんでした。
声をかけても意識がある様な、ない様な。

発作が起きませんように。
もう苦しいことがラヴィに起こりませんように。

荒い息からお腹を触っていないとわからない程の静かな息へ変わっていきました。

病院の先生と連絡を取りました。
ほとんど毎日の様に話していましたが、病院へ連れて行くべきか話しました。
一番怖いのは移動中に何かが起こってしまったら。
病院で何かが起きてしまったら絶対後悔する。

「ラヴィ、良いよね。よく頑張ったものね。ラヴィ」
話しかけると、あんなに静かだった呼吸が「ふぅ~~~っ」と大きく息を吐き、まるで頷いた様でした。
ラヴィパパも「頷いた」と2人で顔を見合わせてしまいました。

意識があるの?
声をかけたけど、また静かな息に戻ってしまいました。
たった一度だけしたあの大きな息。
返事だったと思って良いよね。

このまま家にいよう。
私達は決めました。

そして静かに静かに
眠りながら・・・・・

ラヴィ。偉かったよ。
私は思います。
ラヴィは病気に負けなかったと。
最後まで一生懸命生き抜いたと。

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2006.03.02 / Top↑
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